旬食予報

だいこん
今月の旬食・だいこん
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  • 今月の旬食

    だいこん

    古くから日本人になじみの深い野菜の一つ、大根。春の七草のひとつに「すずしろ」がありますが、これは大根のことです。大根というと和食のイメージが強いですが、煮る、蒸す、炒める、生食と使える幅が広く、フレンチやイタリアンなどのレストランでもよく使われています。たくさんの種類があり、大きさや形、色も様々。一般的に出回っているもののほとんどは「宮重(みやしげ)」など青首大根といわれる種類のものです。品種改良が進み1年を通して収穫できますが、秋から冬の寒い時期はみずみずしく甘味が増すので、煮物やサラダ、漬け物などにおすすめです。

  • だいこんの主要産地
  • 大根の栄養素と効能

    大根の栄養素と効能

    大根にはジアスターゼというでんぷん分解酵素が多く含まれています。ジアターゼは消化を助け、胃酸過多や胃もたれ、胸やけなどに効果があるといわれています。大根の葉にはビタミンCやE、カリウム、カルシウム、β-カロテンなど栄養が豊富です。葉付きのものは料理に活用しましょう。

  • だいこんのダイエット効果

    美味しい大根の選び方

    大根は色が白く、触った時に硬く張りがあり、みずみずしい物を。葉が付いている場合は、葉が活き活きとしている物を選んでください。また、持った時にずっしりと重い物を選びましょう。2股3股になっている変形した物は、堆肥や土の状態が万全でない時に生じやすい物なので避けてください。

  • おいしいだいこんの選び方

    大根の保存方法

    葉の部分から水分が失われていくので、付け根近くから葉を切り落とし、根の部分と分けて保存します。根の部分はラップでくるむか、濡れた新聞紙で包んでナイロン袋に入れ冷蔵庫に入れてください。サラダ用などに小さく切った物を保存する場合は、水によくさらした後、水気を切って密封容器に入れ冷蔵保存します。

  • 今年のだいこんの出荷情報

    出荷カレンダー

    【千葉】台風16号の影響が心配されましたが大きな被害はなく、台風後の天候回復・気温上昇により生育は概ね良好で、潤沢な出荷が見込まれています。【神奈川】三浦市の10月上旬の気象状況は平均気温も高く、日照時間・降水量ともに平年を上回りました。11月も順調な生育が見込まれています。【鹿児島】11月下旬から出荷のだいこんは、高温や干ばつの影響でやや遅れ気味の見通しですが、12月から本格的に出荷が始まり、平年並の出荷量になる見込み。甘みのある美味しいだいこんが期待できます。

  • ウェザーニュース長期予報

    ウェザーニュース長期予報

    8月は雨が多く、日差しに恵まれない日が続きましたが、10月に入り天候は安定し晴れの日が多くなりました。11月以降は、秋らしく晴れと雨を繰り返す「周期変化」となります。12月の後半になると冬型の気圧配置が続くようになり、太平洋側は晴天が多くなります。1月には強い寒気が入り込み雪が降る厳しい寒さとなりそうです。

  • 「千葉・鹿児島・神奈川」特産地の降水量(平年比%)

    「千葉・鹿児島・神奈川」特産地の降水量(平年比%)

    8月は本州付近に前線が停滞した影響で、雨が多くなりました。特に前線に近い太平洋側の「だいこんの特産地」では雨量が多く、千葉では最も多い299%(平年比)という降水量となりました。逆に10月の鹿児島は、平年の半分にも満たない29%の降水量となり、少雨の影響が心配されます。

  • 「千葉・鹿児島・神奈川」特産地の日照時間(平年比%)

    「千葉・鹿児島・神奈川」特産地の日照時間(平年比%)

    今年の夏は本州付近に停滞した前線の影響で、平年よりも日照時間が少ない傾向となりました。8~9月は、どの特産地も平年以下の日照でしたが、10月に入り天候が安定して日照時間が長くなりました。日照時間が長くなったことにより、10月は平年よりも高い気温となりました。

だいこん
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食育カンファレンス2021
食育カンファレンス2021

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