ナマコは世界に約1,500種、日本には200種ほどが分布しています。日本で食べているほとんどがマナマコです。外海の岩場に生息している赤ナマコ、内湾の砂泥に生息している青ナマコ、黒ナマコの3種に分けられます。江戸時代には米俵に似ている姿から豊作に通じた縁起物としてお正月のお雑煮の具に用いられていました。旬は12月～2月。コリコリとした独特の食感が特徴です。ナマコの内臓を塩辛にしたコノワタは、ウニ、カラスミと並んで日本三大珍味の一つとされています。